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殉職消防士の合同告別式

Posted March. 06, 2001 18:58,   

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「故人が残した崇高な犠牲精神は、我々の胸に永遠に刻まれるだろう」

ソウル・西大門(ソデムン)区弘済(ホンジェ)洞の火災で殉職した消防士6人の合同告別式が、6日午前8時にソウル市役所裏庭で執り行われた。

ソウル消防防災本部長主催で行われた告別式には、消防公務員、義勇消防隊員、一般市民等の4千人余りが参加し、遺族の嗚咽の中1時間あまり執り行われた。

金洸洙(キム・グァンス)消防防災本部長は告別式で、「普段火災と各種の災害災難の現場で命の危険を顧みず、苦楽を共にして来た皆さんを失った悲痛さは耐え難い」とし、「故人の犠牲精神が決して無駄にならぬようにする」と誓った。

殉職者6人が勤務したソウル西部消防署の朴魯泰(パク・ノテ)署長が、故人の生前の略歴と活動をすすり泣きながら紹介する間、遺族は嗚咽した。一部の遺族は故人の名前を哀しげに呼びながら失神した。

最後のあいさつが終わり、消防楽隊の葬送曲が流れる中、遺族と弔問客は遺影の前で献花をし、続いて陸軍56師団義杖隊が21発の弔銃で故人の冥福を祈った。

告別式が終わった後、殉職消防官の遺骸は、西部消防署を経由し、京畿(キョンギ)道高陽(コヤン)市の碧蹄(ビョクチェ)市立火葬場で荼毘に付された。遺骨は7日に大田(テジョン)の国立顕忠園に安置された後、閣議の議決を経て正式に埋葬される。



朴潤迵(パク・ユンチョル)記者 yc97@donga.com