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金正日ソウル答礼訪問、時間の問題:中 外交部長

金正日ソウル答礼訪問、時間の問題:中 外交部長

Posted March. 07, 2001 13:22,   

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中国の唐家旋外交部長は6日、「現在、米朝関係はさほど緊張関係にあるとは見えない」とし、「朝鮮半島の週辺諸国らは、朝鮮半島の安定を望んでおり、重要な問題についてお互いに話し合っている」と述べた。

唐外交部長はこの日、北京の人民大会堂で行われた記者会見でこのように述べ、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記の韓国答礼訪問について「金総書記が今年に韓国を訪問するのは確実視されており、あとは訪問時期を決める問題だけが残っている」と付け加えた。

また、日本の歴史教科書問題に対しては「教科書の出版に対する最終的な責任は結局、日本政府が取るべき」だとし、「教科書を通じて歴史を歪曲することは、両国(日中)関係を冷却化させる可能性が高い」と警告した。

唐外交部長は、米国が最近発表した人権報告書を通じて中国の人権状况を非難したことについて「このような行為は典型的な米国の『自国に傾斜した捉え方』だ」とし、米国を非難した。

さらに、米国が台湾にイージース駆逐艦の販売を図っていることに対しても「販売が果たされる場合、中国と米国の関係が悪化され、緊張関係へ発展することになる」と見解を表明した。

唐外交部長は「中国が今年の国防予算を大幅に増加させたのは、経済発展に伴う国民の所得上昇にそって軍の賃金も引き上げなければならないため」だとし、「中国の国防予算は米国の国防予算3040億ドル対比5%、日本の国防費対比30%を下回る水準」と語った。



李鍾煥(イ・ジョンファン)特派員 ljhzip@donga.com