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金大統領:ブッシュの憂慮、北朝鮮に伝えたい

金大統領:ブッシュの憂慮、北朝鮮に伝えたい

Posted March. 12, 2001 13:11,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は11日、「今回の米国訪問を通じて、米国の新政府と充分な意見交換を行ない、韓米間に緊密な共助体制を継続的に維持していくことで確信を得た」として、「米朝関係に関する韓米両国間の意見調整はこれから話し合っていく方針だ」と話した。

金大統領は同日の午後、5泊6日間の米国訪問を終え帰国し、ソウル空港で行なった帰国報告会を通じてこのように述べ、「しかし、ブッシュ大統領が朝鮮民主主義人民共和国《北朝鮮》に対して多少の危惧の意を表明したのも時事だ」としながら「ブッシュ大統領との対話を通じて彼の憂慮が何であるかを把握しただけに、今後、政府の政策樹立にも参考にする上、このようなブッシュ大統領の考えを北朝鮮にも伝え、必要であれば我々の助言も与える方針だ」と明らかにした。

金大統領は続いて、首脳会談で△韓米間の同盟的な協力関係の確認△太陽政策の成果の認定△南北関係においての我々の主導権の認定△第2次南北首脳会談への支持△ジュネーブ枠組み条約の合意事項の順守などに関して完全な合意を導いたのは大きな成果だとしながら「当初設定した訪米の目的が達成出来たので満足に思う」と述べた。

金大統領はまた「ブッシュ大統領は『北朝鮮は韓国と米国に対して何らの懸念も持つ必要がない。韓国と米国は平和を希望するという確信を持ってほしい』と話した」と伝えた。

引き続き、金大統領は「ブッシュ大統領は『金大統領は平和を目標にし、平和に向けた政策を取っており、誰もが希望する平和を達成できる正しい同盟と政策を取っている』と言いながら、私に対する信頼を表してくれた」と付け加えた。



尹承模(ユン・スンモ)記者 ysmo@donga.com