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『ファンコジプあさりカルグッス』

Posted March. 16, 2001 17:05,   

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京畿道富川(ブチョン)市遠美(ウォンミ)区中洞の『ファンコジプ(強情張り)あさりカルグッス(032—657—3334)』では、その店名からも想像がつくように個性の強いカルグッス(麺料理の一種)を食べることができる。この店が‘コジプ(意地)’をはって守り続けているのは「量」と「質」。他のカルククス専門店のように麦ご飯の無料サービスはなく、メニューはカルククスと蒸した餃子(1人分4,000ウォン)の2種類のみ。

しかしカルグッスのスープの味を出す材料となるあさりは、忠南(チュンナム)地方の安眠(アンミョン)島の海でとれた自然産のものだけを用いる。スープや麺と一緒にたっぷりお皿の中に入っているあさり。中身を食べおわったあさりの貝殻をテーブルの一角に積み上げて行くのも楽しい。

黄色を帯びたふっくらした麺は、シコシコした歯触りが特徴。貝で出し汁をとったスープにズッキーニと長ねぎだけを加えているため、味は「単純明快」。辛い、しょっぱいなどの味覚とはかけ離れたあっさりとした味で、後味が良い。

オーナーのファン・スンオク氏は「小麦粉を手で練った後、摂氏0度で10時間熟成させているため、麺に弾力がある」とし、「麺が伸びるのを防ぐため、麺を予め煮ておくのではなく、注文が入った時点で7〜8分煮てから出す」と話している。

注文してから少々待ち時間があるので、空腹の時は蒸した餃子をアピタイザーとして注文する人も多い。豚の肝臓、ニラ、もやしなどを材料にして作った餃子は、1皿に20個余りが盛られて出てくる。

座席は約70席。駐車空間は15台程度。旧正月・お盆以外は年中無休。



朴喜梯(パク・ヒジェ)記者 min07@donga.com