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南北共同で平壤に大学を設立

Posted March. 18, 2001 17:26,   

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韓国と北朝鮮が共同で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の知識情報化社会をリードする人力を養成するために、平壤に平壤情報科学技術大学を設立することになった。この大学では韓国の教授陣が教壇に立つ。

南北が分断してから今日まで、学者らの交流はあったが、南北が共同で大学を設立するのは今回が初めてのこと。これは、昨年行われた南北首脳会談以降、韓国政府が北朝鮮側に情報科学技術分野の協力大学の開設を提案したことによるもの。

(私)北東アジア教育文化協力財団(理事長-郭善熙(クァク・ソンヒ)、代表理事-玉漢欽(ワン・ハンフム)、 金鎭慶 (キム・ジンギョン)は18日、この大学を北朝鮮の平壤に設立することで合意したと18日に発表し、北朝鮮の教育省の設立許可および総長の任命状などを公開した。

平壌科学技術大学は、来年9月、500人定員の博士院(大学院)過程を開設し、授業をスタートすると共に、2003年4月には約3,000人を定員とする学部課程も開設する予定だ。情報通信工学部、生物化学工学部、商経学部という3つの学部が設置され、教育はKAISTの教育課程によって進められる。

北朝鮮側は大学設立のために平壌市内の100万㎡(33万坪)を大学の敷地として提供し、設計と施工および大学の運営は南北が共同で行うことで合意した。

北朝鮮の専門家は、平壌科学技術大学の設立は金正日(キム・ジョンイル)総書記が今年のはじめ、中国上海の浦東地区を視察しながら、中国の目覚しい情報技術(IT)の発展を見た後、先端分野を育成しようとする意志によるものと分析されている。



李珍暎(イ・ジンヨン)記者 ecolee@donga.com