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米国務省「北朝鮮とのジュネーブ基本枠組条約は尊重する」

米国務省「北朝鮮とのジュネーブ基本枠組条約は尊重する」

Posted March. 20, 2001 17:25,   

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米国は94年に北朝鮮と締結した核開発凍結に関するジュネーブ基本枠組条約を尊重する考えであることを19日、国務省のリチャード・バウチャー氏が述べた。

バウチャー氏は「北朝鮮が遵守するとの条件の下にジュネーブ基本枠組条約における約束を守るというのが、米国の立場である」ことを強調した。

北朝鮮の核開発疑惑の解消を目的としているジュネーブ基本枠組条約は、ビル・クリントン政権下の対北朝鮮政策の基本となってきたものであり、北朝鮮が軽水炉を提供してもらうのと引き替えに黒鉛炉の開発を中断し、その一方、米国は北朝鮮に燃料用の重油を提供するというのを骨子としたものである。

バウチャー氏は今月初め、コーリン・パウエル国務長官が 基本枠組条約の内容を再検討することを表明したことに触れ、「我々は現政権の対北朝鮮政策の樹立のために、既存の政策を検討しており、まだいかなる決定もしていないといったところだ」と述べた。また、「既存の北朝鮮との折衝窓口は引き続き維持する」ことを付け加えた。