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陳副総理:米国経済ハードランディングの場合、経済成長率4%以下

陳副総理:米国経済ハードランディングの場合、経済成長率4%以下

Posted March. 21, 2001 18:40,   

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陳稔(チン・ニョム)副総理兼財政経済省長官は21日、米国経済がハードランディングした場合、韓国経済の成長率も4%線以下に落ちる可能性が高いと語った。陳副総理はこの日、ソウル・ハイヤットホテルで開かれた韓国能率協会招請の朝餐講演会の席でこのように語った。

陳長官は、経済研究所長と韓国銀行総裁、金融監督委員長と共に、米国、日本等、世界経済の展望について討論した結果、3ヶ月前に今年の経済成長を展望した時に比べ、世界経済の成長見通しが下がり、米国経済はハードランディングする可能性が高いという見解が多数を占めたと語った。

陳長官は3ヶ月前より、韓国を取り巻く経済環境が悪化していると述べ、米国経済が2%未満の成長に終わった場合、韓国の成長率も4%以下に下がる可能性が高いので、中国と南米市場に目を向ける等の代案を積極的に活用して克服しなければならないと語った。

陳副総理は、粉飾決算ができないようにする決算制度変更の影響で、決算期に大きな混乱が生じる恐れがあるという指摘に対し、粉飾決算として分類される対象企業は、10〜12%程度だと述べ、過去の悪い決算方式が繰り返されてはならないが、制度の変化による不利益は段階的に消化していく計画だと語った。



崔永海(チェ・ヨンヘ)記者 moneychoi@donga.com