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野党、「内閣総辞任すべき」

Posted March. 21, 2001 11:31,   

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韓国の野党ハンナラ党が20日、健康保険の財政破綻危機などについて李漢東(イ・ハンドン)総理など、内閣総辞任を要求した。また、与党民主党内でも事態収拾に向けて早期の内閣改造を求める声が広がり、健康保険をめぐる引責論が広がっている。

これに対して、金大中(キム・デジュン)大統領は、国政が乱脈状態から抜け出せずにいる責任を問い質し、政局刷新を図るためにも、早ければ今週末や週明けまでには改革を断行する考えであるとされている。

▽内閣総辞任 促し=野党ハンナラ党はこの日、李会昌(イ・フェチャン)総裁が参加したなか、緊急指導部会議を開き、「最近の一連の危機状況は金大統領の失策による結果」だと結論づけ、内閣総辞任を求める勧告決議案を国会に提出した。

権哲賢(クォン・チョルヒョン)スポークスマンは「国政の基盤が揺らいでいる責任は関係省庁の長官や総理にあるのではなく、大統領にある」言い切り、「大統領は内閣を総辞任させ、国政刷新に向けて全面改革を断行すべき」と求めた。

また権スポークスマンは「これと共に大統領は、民主党の総裁から退き、国政危機の収拾に向けていっそう力を入れるべきだ。仮に一部省庁の長官に責任を転嫁したり、与党の総裁に居座る考えであるならば、大統領を弾劾訴追する時期を迎える事になり兼ねない」と警告した。

▽民主党の引責論

劉容泰(ユ・ヨンテ)議員は党の幹部会議で「健康保険の財政問題が生じた原因、そして政府の正確な分析報告を受けた後、過ちがあったら国民にその実状を正確に知らせるべきだ」とし、「党幹部や関係者は、このような事態にまでもつれたことに対して責任を負うべきだ」と主張した。

関係者は「責任者の問責もさることながら、全般的な事態の収拾に向けて改革が早期に実現されるべきだ」とし、国民の信頼を回復させるためにも「先内閣改編、後対策樹立」の必要性を強調した。

▽保険福祉委員会 会議

与野党3党はこの日、院内総務会談を開き、23日に国会保険福祉委員会の会議を開催して、崔善政(チェ・ソンジョン)保険福祉相が出席した中、医薬分業と健康保険の財政問題について話し合うことにした。



尹承模(ユン・スンモ)記者 ysmo@donga.com