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自由路周辺の観光地

Posted March. 21, 2001 18:48,   

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日が長くなった今日この頃、それだけで春の訪れが感じられる。渋滞のない自由路を走りながら見晴らしが良い景色を眺めるのにはちょうど良い季節だ。臨津(イムジン)江で捕れた天然の魚類を材料にしたメウンタン(辛い魚介類の鍋)や、無公害の豆で作った料理も食べることができ、口も目も楽しめるドライブコースだ。

子供連れのお出かけにはもってこいの場所でもある。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の地や、今でも戦争の痕跡が生々しく残る臨津閣、統一展望台、第3洞窟などは、子供達には生きた教育の場にもなるからだ。

安保観光地もあるが、自由路は気持ち良くドライブを楽しむことができるという点が一番の長所として挙げられている。春の風を感じながら気軽に北朝鮮の地を眺めたり、夕日を鑑賞できる。

△自由路アクアランド(031−942-9114)

景色を見るために自由路の脇に車を停めるのは違法。景色を鑑賞したい時は、ゲルマ二ウム湯のあるアクアランド観覧台に行ってみてはいかがだろうか。3階に上れば、臨津江の向こう側に広がる北朝鮮の地を眺めることができ、観覧用の望遠鏡も設置されている。日が沈む午後6時半頃になるとたくさんの人で込み合うこともある。夕日を鑑賞した後は7種類のコースに分かれた高水圧マッサージや、露天風呂で一日の疲れを洗い流すのも良い。1万人余りが同時に収用できる規模であるため、中に入ってみるとまるでサッカー場に来たような気分になるほど。入場料6,000ウォン。まだオープンしていないが、自由路沿いに見える大きな帆船型のカフェも目を引く。

△統一展望台(031-945−3171)=江北(カンブク)江辺(カンビョン)路や金浦(キンポ)大橋を利用して自由路に入り、20分余り走ると、坡州(パジュ)市炭縣(タンヒョン)面ソンドン(城東)里にあるオドゥ山統一展望台が臨津江の川辺に姿を現す。望遠鏡で見ると、北朝鮮のキジョン洞の村がはっきり見渡すことができ、北朝鮮の住民の姿や畑仕事をしている姿まで見える。恋人同士なら夕日の見える午後6時半頃に訪れるのをお勧めする。展望台の下にある駐車場からシャトルバスを利用しなければならず、車を利用したい場合は観覧前日に申し込まなければならない。入場料1,500ウォン。

△メウンタンとジャンダン豆料理

この一帯には「見る所」も多いが「食べる所」も多い。天然のウナギや臨津江の名物「フグ」専門店などが至る所にあるからだ。無公害のチョンジョン地域で栽培された‘ジャンダン豆’料理専門店も多い。しかしフグもウナギも、天然物はまだ捕れる時期ではない。許可を得た漁夫50人余りがこの一帯の飲食店に天然の魚を納品している。この一帯で一番人気があるのは、天然のナマズを材料にしたメウンタン(メチャ辛鍋)だ。

△その他

臨津閣には韓国戦争当時使用された飛行機やヘリコプター、戦車などが展示された武器展示場もある。子供たちには是非見せておきたい場所だ。

平日は1時間間隔、週末は随時運行しているシャトルバスに乗って統一大橋を渡り、民統線内にある統一村、トラ山展望台、第3洞窟なども見ることができる。京義(キョンウィ)線の復元工事現場は生きた「統一教育」の場となるだろう。



李東榮(イ・ドンヨン)記者 argus@donga.com