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韓国、IEA加入決定

Posted March. 23, 2001 17:03,   

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韓国が先進エネルギー消費国間の協力体である国際エネルギー機構(IEA)に加入する。外交通商部は23日(金)、政府が同日開かれた経済政策調停委員会でIEAへの加入を決定、来月明けに外交部長官の名義で加入申込書をIEAに提出することになったと明らかにした。これにより、IEAは4月の理事会と5月16日と予定されている閣僚会議を通じて韓国の加入を最終的に確定する見通しだ。

IEAは韓国が加入条件の90日分の石油備蓄義務を満たしていると判断、昨年の7月から韓国のIEA会員加入を積極的に勧めてきた。IEAは第1次オイルショック以来、産油国の集まりである石油輸出機構(OPEC)に対応するため、1974年に創られた機構で、経済協力開発機構(OECD)の会員国のみに加入資格があり、現在、OECD会員国の中では韓国、アイスランド、メキシコ、スロバキアなどを除いた25カ国が加入している。

IEAは、会員国間の国際石油市場に対する情報の共有を通じて、石油供給の危機に備えるとともに、石油需給の非常時、会員国間の共同対応方案などを設けることを主要な機能としている。韓国がIEAに加入すると、▲非常時、会員国間の共助体制の活用を通じて石油危機を乗り越え ▲国際石油市場が不安定な際、共同で対応することにおいて役立つだろうと外交部は期待している。