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米国新軍事ドクトリン、アジア重視へ

Posted March. 25, 2001 18:20,   

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ドナルド・ラムスフェルド米国国防長官が、米国の軍事戦略をヨーロッパからアジア中心に転換する内容等を骨子とする「21世紀新軍事ドクトリン」を、ジョージ・W・ブッシュ大統領に報告したと米マスコミが伝えた。

これにより海外駐屯兵力が移動等、今後の米軍の戦略、戦術において重大な変化が起こるものと予想されるとワシントンポスト紙が24日報道した。

ラムスフェルド長官は21日、ブッシュ大統領に△ロシアより中国が強者として浮上していることにより、第2次大戦後ロシアとヨーロッパに重点を置いていた米国の国防政策と米軍の主要活動舞台を、太平洋地域中心に再編し△太平洋地域に対する空軍能力を強化し、兵力派遣を容易にするために長距離軍事力強化計画を推進しなければならないと報告した。

ラムスフェルド長官はまた△ミサイルと大量殺傷武器の拡散に備え、レーダー追跡機能を持った飛行機と戦艦、車両等を増やし△このような目的のために今後10年以内に効用性がなくなる在来式武器の購入を減らさなければならないと報告した。

ラムスフェルド長官のこの日の報告は公式ブリーフィングではなかったが、ブッシュ大統領は軍事戦略の再検討に関する接近方式に賛成したとワシントンポスト紙は伝えた。



李鍾鎡(イ・ジョンフン)記者 taylor55@donga.com