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鄭夢憲氏、現代建設への経営復帰を先送り

鄭夢憲氏、現代建設への経営復帰を先送り

Posted March. 29, 2001 13:09,   

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現代建設は29日午前、ソウル ゲ洞社屋で定期株主総会を開いて金潤圭(キム・ユンギュウ)社長とコ・ヒョンジク監査を取締役として再選任する一方、金洪道(キム・ホンド)副社長を取締役として新規選任した。

しかし、現代建設の最大株主(6.38%)である鄭夢憲(ジョン・モンホン)現代アサン理事会会長は取締役として復帰しなかった。

鄭夢憲会長と金潤圭社長は債権団の出資転換の際、進退を決めるものと知られている。

社外取締役としては、ノ・スンタク ソウル大機械航空工学部教授、李利衡(イ・リヒョン)漢陽(ハンヤン)大建築科教授、申文泳(シン・ムンヨン)明知(ミョンジ)大経営学科教授など3人が留任された。任期の満了した金修三(キム・スサン)中央(チュンアン)大土木工学科教授の後任者は選任しなかった。

これにより、8人だった現代建設の取締役の数は6人に減った。

当初、今回の株主総会で鄭夢憲会長は取締役として経営に復帰し、流動性危機の責任を問って金潤圭社長が退陣するものと予想されていた。

金潤圭社長は「(債権団の出資転換で)早速臨時株主総会が開催され、株主を構成し直す予定だ」とし「その以前でも環境によっては経営から退くことも可能だ」と述べ、退任の意を明らかにした。

現代建設の関係者は「出資転換が確定すれば、経営陣の交代が不可避なことを勘案し、鄭夢憲会長と金潤圭社長が進退の決定を先送りしたようだ」と説明した。