オランダのドミニク・バウドン輸出振興庁長を主席代表にしたオランダの経済視察団が今月31日から2泊3日に渡って朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問し、経済協力方案を話し合うということが29日(木)に分かった。
ソウルのある外交消息筋は今回の経済使節団の北朝鮮訪問について、北朝鮮とオランダが1月15日に公式的な国交を結んで以降はじめての後続措置であるとし、経済懸案の話し合いよりは、これからの経済分野でどのような協力が可能なのかについて打診する場になるだろうと述べた。オランダは90年代のはじめ、平壌(ピョンヤン)に銀行を進出させたが、社会主義の経済体制に適応することができず、早期に撤収した経験があるため、対北朝鮮経済投資には慎重な姿勢を見せているとしている。
夫亨權(ブ・ヒョンゴン)記者 bookum90@donga.com