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昨年 政府・個人の負債が急増

Posted March. 29, 2001 17:40,   

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政府や個人部門で金融負債が急増している。 政府部門の負債増加は、通貨危機以来増え出した財政に充当するためであるが、財政悪化の可能性もあり、憂慮の声が高い。 消費性資金充当のためのクレジットカードのカードローンなどによる個人負債増加もちょっと間違えば個人破産となる。

29日(木曜)韓国銀行が発表した「2000年の資金循環動向(暫定)」によると、昨年末現在、企業・個人及び政府など、非金融部門の負債が995兆4千億ウォンで、前年末比7%が増加している。

経済主体別には、政府部門が82兆5000億ウォンで13.6%が増えており、個人部門は293兆7000億ウォンで10.3%が増加した。 政府部門の負債は、鉄道会計、穀物管理基金会計など、政府企業の負債(7〜8兆)と為替平衡基金債権(13兆ウォン)、国民住宅基金(17兆ウォン)などの負債が除外されたもの。

韓国銀行の関係者は、「金融機関らが、通貨危機以降、信用の危険性が大きく高まった企業よりは、安全な資産運用が可能な個人部門へと資金を回した」と明らかにした。

企業部門の負債は、619兆2000億ウォンで4.7%の増加に止まった。