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崔大使 抗議書簡を伝達

Posted April. 19, 2001 17:42,   

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日本の歴史教科書の点検通過に対する抗議の意味で一時帰国していた崔相龍(チェ・サンリョン)駐日大使は19日(木)、日本に帰任し、河野洋平外相に会い、韓昇洙(ハン・スンジュ)外交通商部長官の抗議書簡を渡した。

崔大使はこの日、これは大変重要なものであるとの前提を置きながら、封筒に入った韓長官の親書を河野外相に手渡した。

韓長官はこの親書で、「今回の日本政府の教科書検定結果は我々の国民感情を刺激した」とし、「これに対する深い遺憾の意を表する」と明らかにした。

韓長官はこれに続き、「現在、韓国政府は検定を合格した教科書に対する最終的な分析・評価作業を進めており、近く、この結果に基づく具体的な立場を日本政府に伝える予定だ」とし、「分析結果に対し日本政府は積極的かつ誠意ある措置を取るべきであり、この問題が円満に解決するよう協力して欲しい」と求めた。

河野外相は「韓国の国民の感情がかなり深刻だということは知っている」とし、「この問題に対する解決策を見出すため、崔大使が帰任するのを待っていた」と答えた。



沈揆先(シム・ギュソン)特派員 ksshim@donga.com