韓国と中国間のニンニク紛争が妥結した。黄斗淵(ファン・ドゥヨン)外交通商部通商交渉本部長と石広生中国対外貿易経済合作部長は、21日北京で会談を開き、ニンニク交易問題に対する最終合意に至った。
通商交渉本部はこの会談で、昨年の未輸入分の民間輸入割当て制限量1万3百トンを、当初中国側が要求した期限である6月よりも、2カ月遅い8月末以前に全量導入することにしたと発表した。価格は現在の中国産のニンニク1t当たりの本船渡し価格(FOB)の630ドルより80ドル安く、同等の品質のニンニクの第3国輸出価格より低い550ドルで合意した。また、買入れるニンニクの品目は、輸入するニンニクを韓国が加工処理できるようにするために、既存の冷凍または、酢酸貯蔵ニンニクに新たに収穫したニンニクを追加することにした。
今年と来年分の民間輸入割当て制限量の場合、民間業者が低い関税率で自由に輸入する物量であることを再確認し、韓国はこれらの物量の輸入履行を、中国は韓国に対する輸出価格を他の国家と同等に適用することで合意した。
金相哲(キム・サンチョル)記者 sckim007@donga.com