自動車が売れている

自動車が売れている。2月中旬の時点でも販売不振が懸念されていた自動車業界が、2月末からのはっきりとした販売好転は、今月に入って一層上向きになっている。

23日の自動車業界によると、現代（ヒュンダイ）、起亜（キア）、大宇（デウ）、ルノー三星（サムスン）、双龍（サンヨン）の自動車5社の総販売台数は、今月の初めから15日までで4万台に達した。毎月、月の中旬から注文台数が増えるのを考えると、今月の販売台数は12万8000〜13万台に至ると思われる。これは先月(12万3843台=契約基準)よりも4〜5%が増加した数字で、増加の理由としては新車の発表ラッシュと、割賦販売条件の緩和などが作用したと思われる。

自動車専門家らはこれとは別に、低金利も自動車販売好転の主な要因に上げている。低金利のために金融業界を離れた資金が、自動車などの耐久消費財に集まっているという見方だ。

自動車の月当りの国内販売台数は、昨年7月の14万5000台を頂点に、6カ月間続けて減少していた。その後、今年の2月に10万3000台に増えてからは、3月に昨年8月の水準まで回復した。

キム・ドンウォン記者 daviskim@donga.com