普段から姿勢を正して顎を引き、猫背にならないように気を付けることが大切だ。コンピューター作業をする時もこのような姿勢を保たなければならない。特に、マウスを遠くに置いたままで作業を続けると、肩と背中の筋肉が収縮し、痛みを感じるようになる。マウスは腕を自然に曲げた状態で握ることのできる位置に置くこと。
職員が猫背の状態でコンピューターのモニターを見続けないよう、高い机を用意するのも良い方法のひとつだ。痛みを感じ始めた時、痛みの悪循環に陥ることを防ぐためには、首や肩を熱い濡れタオルで20〜30分間程度揉むのが効果的だ。
首の運動も効果があるが、首を真っ直ぐ伸ばした状態で顎を引き、前後左右それぞれの方向に手で頭を押すようにしながら首に力を入れる運動をそれぞれ10秒ずつ繰り返すのも良いだろう。パス類は塗るタイプよりも張るタイプの方が効果的だ。
作業の途中で階段を上り下りするなどの軽い運動をするのも痛みの予防になる。寝る時は首だけをそっと支えるような低い枕を使用した方が良いだろう。
金俊錫(キム・ジュンソク)記者 kjs359@donga.com