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[社説] 指導層の兵役不正を突き止めよ

Posted April. 26, 2001 11:48,   

過去3年間姿を暗ましていたパク・ノハン(朴魯恒)容疑者の検挙で、国民の不信が積もりに積もった兵役不正の全貌が明るみに出るか注目される。

伝えられている通り、パク元師は兵役不正の主体で兵役免除、依病転役、KATUSA(駐韓米軍配属の韓国軍人)選抜、補職変更などあらゆる不正に関わってきた疑いがある。今まで彼が介入した事件は分かっただけで100件を超えているが、これは氷山の一角に過ぎないと噂されている。そんな彼を検挙できなかったがために、今年2月に終結した検—軍兵役不正合同捜査班の活動結果は300人余りの兵役不正犯を摘発したにもかかわらず、端役を捕らえただけだという批判を浴びた。

何よりも今回はパク容疑者に金品を渡した社会指導層やそれを受け取った軍幹部の不正の全貌を明らかにすべきだ。これまで兵役不正の捜査を巡って社会指導層を見逃してやるための縮小捜査などの疑惑が絶えなかったが、今回徹底した再捜査をすることがそんな疑惑を払拭する道だろう。万が一捜査を適当な線で打ち切るよう外圧があったなら、その実体もやはり暴き出すべきだ。今まで政官界高官の子息の関連説が出るたびに捜査当局は「パク・ノハンを捕らえないと分からない」といってきた点を思い起こすべきだ。

パク容疑者の逃避経緯も徹底的に捜査してほしい。2000万ウォンの懸賞金がかけられ、手配チラシが全国にまかれたなか、彼が3年間も逃亡を続けられたのは、賄賂を受け取ったなどの社会的波紋が広がるのを恐れた特定人物の手助けがあったと思われるからだ。やはり、大規模な不正がパク容疑者1人の仕業だとは信じがたい。

もとよりこの社会で兵役不正は根こそぎにしなければならない。特に指導層の兵役忌避は一般国民に深刻な違和感を与える。最近は兵役を逃れる方法を具体的に知らせてくれるインターネットサイトまで登場したほど若者の兵役忌避が深刻なだけに、捜査当局は今回の再捜査を兵役不正問題を根絶やしにするきっかけにすべきだ。

捜査当局は原点からもう一度始めるという覚悟で臨んでほしい。軍と検察が2月に解散した検—軍合同捜査本部を再び構成したのは当然の措置といえる。

これからの捜査過程を見守ることはもちろんだが、今回の捜査が政治的に悪用されてはならないことを肝に銘じてもらいたい。