朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とロシアは27日、「防衛産業及び軍備分野における協力協定」と「2001年軍事協力協定」の二つの協定を結んだ。
モスクワを訪問中の金鎰哲(キム・イルチョン)北朝鮮人民武力相はこの日、防衛産業担当のイリア・クレバノフ副首相とセルゲイ・イワノフ国防長官と相次いで会同し、軍事分野に関連する2つの協定を締結した。金人民武力相は28日に帰国した。
クレバノフ副首相は「防衛産業協力協定は、過去に北朝鮮に提供された兵器の近代化に関するもの」であるとし、「この協定は決して韓国との関係を毀損するものではない」と強調した。
イワノフ長官は「ロシアと北朝鮮の協力関係は、昨年のプーチン大統領のピョンヤン(平壌)訪問によって新たに活性化した」とし、「ロシアと北朝鮮との対話は、質的に新たな善隣関係を基盤に実現しつつある」と説明した。
キム・ギヒョン記者 kimkihy@donga.com