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10倍早い携帯電話スタート

Posted May. 02, 2001 10:59,   

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「いまより10倍も早くなる第3世代携帯電話サービスが始まった」

KTフリーテルとLGテレコムなどPCS事業者は1日、一斉に「CDMA2000 1X」(IS-95C)サービスを開始した。最大手のSKテレコムも、ソウルと主要都市でのシェアを適正なレベルにまで調整する作業が終わり次第、81の都市での本格的なサービスを展開する計画だ。

このサービスの導入を引金に携帯電話の利用は、現在の音声中心のサービスから無線インターネットなどデータ通信中心のサービスへと急速に入れ替わる見通しだ。

韓通(ハントン)フリーテル(016)と韓通エムドットコム(018)が合併し、1日から発足したKTフリーテルは、ソウルと首都圏の加入者を対象に市場の先取りを図っている。7月初めからはサービス地域を広域市と主要都市に広げ、シェアを40%台にまでに引上げる計画だ。

LGテレコムもCDMA2000サービスを強化し、これまでの携帯電話市場での劣勢を一気に挽回したい考えだ。LGテレコムは1日から全国97の都市でサービスを開始し、7月にはサービス地域を地方の中小都市へと拡大することにした。

CDMA2000 1Xはこれまでの符号分割多重接続(CDMA)サービスより最大10倍以上早い144kbps級のデータ通信が可能だ。インターネットの検索、カラーグラフィック電送、注文型ビデオ、画像通話などのサービスも可能となり、事実上の「第3世代携帯電話」と呼ばれている。これまではこれをIMT—2000サービスに先立つものとして、「2.5世代CDMA」と言われてきたが、最近では国際電気通信連合(ITU)の分類に沿って、IMT—2000と同じ3世代CDMAサービスとして分類されている。



キム・テハン記者 freewill@donga.com