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兵役免除を請託した135人を来週召喚

Posted May. 02, 2001 09:50,   

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朴・魯恒(パク・ノハン、50)容疑者の兵役不正事件を捜査している検察は2日、朴容疑者が介入した兵役免除の請託などに関わった疑いを持たれている130人余りのリストを軍検察から渡され、綿密に分析していることを明らかにした。

検察と軍検察はまた同日午前、朴容疑者に兵役免除の請託をした容疑を持たれている弁護士事務所の職員、チェ氏(47)を緊急逮捕し、捜査している。

△リストの捜査=検察に渡されたリストには、事業家や企業の役員、公務員など、社会指導層の人物が多数含まれているものと伝えられた。

検察関係者は‘現在まで身元が確認された人のうち政治家と財閥のトップなどの有名人はいないが、朴容疑者に対する捜査が進むにつれて容疑者の数はさらに増えるものと見られる‘と語った。

一件の兵役不正事件に請託者や紹介者、軍医将校など普通2—3人が関わったことから、今後召喚される民間人は300人以上にのぼるものと検察は予想した。

検察は今週末までリストを綿密に分析したあと、来週初めから関係者に対する召喚と事情聴取に本格的に乗り出す方針だ。

△チェ氏の捜査=検察はこの日緊急逮捕したチェ氏を相手に、朴容疑者を通じて息子の兵役免除を請託したかどうか、朴氏の逃亡の過程に関わったかを集中的に追及した。

チェ氏は98年7月、拘束されていた元洙准慰を憲兵隊の刑務所で会い、元准慰から‘私が朴氏にお金を渡し兵役免除を請託したことを自白したと朴氏に伝えてほしい‘と頼まれ、メモ用紙とともに伝達、逃亡させた疑いで拘束されたが、解放された。

検察関係者は‘チェ氏は朴氏を逃亡させ処罰までうけるほど、2人が親しい仲だったことから、チェ氏を相手に朴氏をの逃亡を手助けした人が他にいるのか、朴氏が逃亡過程で弁護士などと接触したかをまず捜査している‘と述べた。

チェ氏は 朴氏が姿を消した直後、捜査当局に‘朴氏が京畿道安山市の60坪のマンションに行くと言っていた‘と偽りの情報を提供し、捜査を妨げた容疑も持たれている。

△軍内の庇護勢力の捜査=軍検察はこの日。朴氏が逃亡中に接触していたとされる朴氏の憲兵隊同僚准尉を召喚し、事情聴取を行った。

軍検察はまた、隠れていた朴氏に捜査の進み具合を知らせた疑いを持たれているユン准尉も、早ければ3日犯人逃亡などの容疑で逮捕令状を請求することにした。



李哲熙 klimt@donga.com