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インターネット在来市場

Posted May. 06, 2001 08:45,   

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韓国の最大商圏であるソウル・東大門(ドンデムン)と南大門(ナムデムン)市場がインターネットで第2の跳躍を図っている。

大型量販店とデパートの攻めに苦心している東大門と南大門市場は、サイバー・ショッピングモールを相次いで開設し、国内はもちろん、日本、ロシア、中国など海外の商売人たちを引きつけている。先端流通技法のインターネット電子商取引で新たな活路を探っているのだ。

2—3年前に在来市場に導入されたインターネット・ショッピングモールは、初期の段階では単なる製品紹介に過ぎなかった。しかし、今や専門化・国際化した電子商取引のツールに生まれ変わっている。

東大門・南大門商店街のサイトにはBtoB(企業間)電子商取引の専門サイトが多い。

「ショッピングDDM」(www.shoppingddm.com)はオーダーメード・ソリューションを提供、卸・小売り業者はもちろん一般企業や団体の共同購買を手助け、ダンピング仲介システムを取り入れて在庫商品の処理も支援する。

女性向け専門のファッション・ショッピングモールの「イブクラブ」(www.eveclub.com)は、サイトに登録した会員を対象にしたアンケート調査を通じて、マタニティー服を専門に生産するなど、専門化を最大の売り物にしている。

履き物専門の「シンキッド」(www.thnkid.co.kr)、若者向けファッション専門の「コディーモール」(www.codymall.com)なども特化したサイトとして人気を集めている。

地方の商人と南大門市場の卸売業者間との取り引きを専門に支援する「e南大門」(www.e-namdaemun.com)も7月初めからオープンする。

グローバル化に向けた変身も活発だ。「インターネット東大門」(www.dongdaemun.com)は、東大門市場の約30の商店街と3万の売り場を連携し、輸出向けの卸し売り取り引きを斡旋する。英語、日本語、中国語、ロシア語でのサービスも行っている。

「サイバーマーケット・アジア」(www.cybermarketasia.com)は南大門市場内の各種のファッション・アクセサリーを、インターのネット上で国内外から注文することができる。英語版のサイトや輸出入向けの貿易アイテムも提供する。

「インターネット東大門」のパク・ギョンシク取締役は、「今やサイバー・ショッピングモールの最も大きな障害だった市場商人たちの意識も大きく変わった」とし、「これから日本、中国など外国人バイヤー向けのショッピングモールの売り上げは大幅に増えるだろう」と意欲を示した。



イ・クッミョン lkmhan@donga.com