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家計向け貸出が大幅増え、3ヵ月で5兆ウォン増

家計向け貸出が大幅増え、3ヵ月で5兆ウォン増

Posted May. 07, 2001 09:07,   

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1/4半期の間、銀行の家計向けの小口貸出が大幅増をみせた。一方、企業向けの大口貸出の増加は微々たるものに止まり、貸付金の踏み倒しを恐れる銀行側の企業に対する貸し渋りがさらに目立つ結果となった。

7日、都市銀行(特殊銀行を除く)の決算によると、今年1/4半期の貸出額は、家計向けが昨年末の90兆1480億ウォンに比べて5.45%増加した95兆610億ウォンにのぼる。他方、企業向け貸出は、昨年末の131兆1590億ウォンより0.68%増の132兆470億ウォンに過ぎない。小口貸出は4兆9130億ウォン増えたが、企業向け貸出はその18%の8880億ウォン増加に止まった。

これは、銀行が家計向け貸出の拡大に力を入れる一方、企業に対する貸し渋り現象が今年に入ってより深刻化していることを示す。昨年の家計向け貸出は1999年末に比べて39.82%多い90兆1480億ウォン、企業向けの貸出は16.35%多い131兆1590億ウォンを記録した。

都市銀行関係者は「企業貸出の場合、大手の貸出需要は景気低迷の影響で少なく、中小企業の貸出が改善しているものの小幅増に止まっている」とし、「銀行は不良債券を恐れているため、相対的に安全で収益性の高い小口貸出に集中している」と話す。



李憲鎭 mungchii@donga.com