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国内大学、国際レベルの科学論文が急増

Posted May. 10, 2001 09:12,   

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国内の大学と研究機関が科学論文引用索引(SCI)に加入している国際的な科学技術分野の学術誌に掲載された論文数が急増し、国際順位が大幅に上がったことが明らかになった。

10日、教育人的資源部とSCIを作成する米国のISI社によると、ソウル大は99年の73位から昨年は55位に、延世(ヨンセ)大は241位から222位に、高麗(コリョ)大は378位から333位に上がった。

韓国の国家別順位は16位と変わりなかったが、論文の数は99年の1万918編から昨年は1万2013編と1095編(10%)が増えた。

国内で100編以上の論文を発表した機関は、大学で30ヵ所、政府出資研究所で6ヵ所、企業で3ヵ所。教授と大学院生を含めた研究者当たりの論文数は浦項(ポハン)工学大が0.364編で1位、ソウル大が0.321編で2位、光州(クァンジュ)科学技術院が0.27編で3位だった。

教授1人当たりの論文数はKAISTが3.785編で1位、光州科学技術院が2.984編で2位、浦項工学大が2.929編で3位だった。大学院生1人当たりの論文数は翰林(ハンリム)大が0.547編で1位、浦項工学大が0.416で2位、蔚山(ウルサン)大が0.391編で3位だった。

韓国の学者たちによるSCI論文数は政府が進めている「頭脳韓国(BK21)」事業の影響などで急増しているが、これらの論文内容を他の学者たちが引用する頻度は低い方で、質の向上という課題を抱えている。



成河雲 hawoo@donga.com