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朴賛浩、4勝目

Posted May. 10, 2001 09:14,   

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腰の負傷から立ち直った「コリアン特急」朴賛浩(パク・チャンホ・28・LAドジャース)が、個人通産投球1000イニング突破を祝う7回無失点の力投で4勝の再挑戦に成功した。

10日、LAドジャース・スタジアムで開かれた米プロ野球フロリダ・マーリンズとのホーム戦。朴は7回まで3安打、四球4を許すしたが無失点でしとめ、チームを3−2の勝利に導いた。シーズン防御率を3.55から3.08に引き下げ、奪三振8で今年最高の投球ぶりを見せた。

これで、朴は8年間1000と3分の1イニングを投げ通算69勝46敗、シーズン防御率3.83を記録した。

この日も朴は、試合が終る瞬間まで気を緩めなかった。最近の1勝4敗という不振を見せ、西部地区最下位のサンディエゴ・パドレスに1.5試合差まで追い詰められるという、いわゆる「朴賛浩コンパニオン」たちの無気力なプレーのため。

ドジャースは、1回表2死満塁でハンセンが中堅のフライボールで退き、2回表では無死1塁で朴の専任キャッチャー、クルーターの併殺打でまたチャンスを逃した。3回表ではトップ打者グッドウィンが安打を放ったが、2ボールでの無理な盗塁を試みアウト、水をかけられた格好だった。幸い、ドジャースはグルジラネックが安打を打ち進塁し、2アウトになった後のグリーンの内野ゴロをフロリダ3塁手がミスしたのを機に2、3塁となり、キャロスの安打で貴重な決勝点を奪った。

4回表では2死2塁でグッドウィンが右内野安打を打つものの、足の遅い2塁走者クルーターが3塁止まりで、追加得点には失敗。5回表でグリーンが左外野3塁打を打ち、1死にもかかわらずホームに飛び込み、アウトになったのも不可解なプレーだった。

朴の特急コンパニオン、シェフィールドは、この日も3打数無安打止まりで今シーズン朴が登板した試合では22打数4安打、打率0.182の不振を見せている。シェフィールドは今シーズン総打率では0.333、10ホームラン24打点の猛打を振るっている。

とはいっても、一度のコンパニオンは永遠なるコンパニオンのはず。「朴賛浩コンパニオン」たちは攻撃と走塁では苛立たせたものの、守備では完璧な補填をしてくれた。

中堅手グッドウィンは、朴に初の危機が訪れた5回裏2死2塁でカスティヨの安打性打球を捕らえ、6回裏では左野手のシェフィールドとキャッチャーのクルーターがひとつの「作品」を作り出した。朴は2死1、2塁でジョンソンに左内野安打を打たれ同点を許すかのように見えた。時間的には2塁走者オーウェンスが充分ホーム入りできる状況。しかし、シェフィールドのホーム送球は弾丸のようにクルーターのミットに吸い込まれ、クルーターは一歩先にホーム入りしたオーウェンスを全身でブロッキング、アウトに導く名場面を演出した。

朴は16日午前7時55分、モントリオール・エクスポズとの遠征試合に先発登板する。



張桓壽 zangpabo@donga.com