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金大統領就任3年、6つの「功」と5つの「過」

金大統領就任3年、6つの「功」と5つの「過」

Posted May. 10, 2001 09:10,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は10日、就任後3年間の業績と問題点を見比べ「謙虚な反省と共に、改革と前進に向けた責務を全うする」と語った。

金大統領はこの日、ソウル市内ヒルトンホテルで開催された第33回国家朝食祈祷会で演説し、就任後3年間、△世界トップクラスの人権国家へ成長したこと△通貨危機の克服△公共機関・労働・財閥・金融機関の4大部門改革の基盤づくり△世界に先駆ける情報化の実現△50年ぶりの南北首脳会談△国民年金、健康保険、雇用保険、産災保険の4大保険及び生産的福祉の実現——など、6つの業績を実現したと自ら評価した。

金大統領は、しかし「我々の現実は決してバラ色であるとは言えない」とし、残された課題として、△政治不安△経済不況△苦痛を堪え忍んでいる疎外階級△地域感情△停滞している南北関係——の5つを挙げた。金大統領は「我々は自ら成し遂げた業績を堂々とした姿勢で確かめ、同時に目前の問題点も直視しなければならない」と強調した。

金大統領はまた「今後更に発展させるべき5つの課業」として、△人権・民主国家建設に向けた更なる努力△国民大和合の実現△知識経済大国の建設△中産階層と庶民の保護△南北間の和平協力と発展——などの問題を提起し、「これは政府の努力だけでは不可能であるだけに、皆で力を合わせ誠意を尽くしてほしい」と呼びかけた。



尹承模 ysmo@donga.com