Go to contents

歴史文化地区内の道路沿い17ヵ所の建物階数制限を解除

歴史文化地区内の道路沿い17ヵ所の建物階数制限を解除

Posted May. 13, 2001 09:32,   

한국어

歴史文化地区に指定され、「4階以下」に規制されていたソウル市内17ヵ所の道路沿いの建物の階数制限が解除される。また、「中心地美観地区」に指定され、「5階以上」の建物のみが許容されていた都心地の道路沿い建物も、新築の際に階数制限が緩和される。

ソウル市は遺跡地や伝統建築物の美観を維持するため建物の建築を4階以下に制限している「歴史文化地区」の中で、住居地や単純観光地と見做される道路17ヵ所を「一般美観地区」に指定する方針だ。一般美観地区に指定されれば階数の制限を受けないため、5階以上の建物の新築が可能になる。

ソウル市は、市議会の意見聴取と都市計画の審議などの手続きを経て来月から次のように施行する方針だ。

今度、階数制限から解除されるのは、△南部循環道路カサン洞—始興(シフン)IC △方背(バンベ)洞地下鉄工事現場—永東(ヨンドン)電話局 △奉天(ボンチョン)11洞南ヒョン(ナムヒョン)洞区間 △サピョン路(銅雀=トンザク=洞—盤浦=バンポ=IC) △方背路(イス橋—方背洞)△舎堂(サダン)路(イス駅—方背洞)△ヒョリョン路(方背洞地下鉄工事現場—瑞草=ソチョ=洞ベンベン十字路)など。また△新林(シンリム)路(奉天1洞—新林9洞)△冠岳(クァンアク)路(奉天2洞—奉天10洞)△銅雀大橋(南ヒョン洞地域)△道峰(トボン)路(ウイ橋—道峰洞)△双門(サンムン)洞路(双門洞—チャンウォン小学校)△放鶴(バンハク)路(放鶴洞—倉=チャン=洞)△牛耳(ウイ)洞路(双門洞一帯)——などの道路でも美観地区の調整が行われる。

美観地区は道路沿いから住宅街の方向にそれぞれ12—45mの幅で道路沿に指定される。遺跡地周辺で歴史文化地区に指定されると建物の階数が4階以下に制限される。

ソウル市は、また「3階以上」に規制した過去における「3種美観地区」の大部分が「5階以上」でなければならない中心地美観地区に再指定され都心の過密化を招くと指摘されていることから、今後、地域環境を考慮して階数の制限を調整する方針だ。



朴潤迵 yc97@donga.com