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文化コンテンツ産業の振興を積極支援

Posted May. 15, 2001 11:30,   

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文化観光部が文化コンテンツ産業の振興とデジタル化作業に拍車をかけている。

文化観光部は最近、組織改編を断行し、文化コンテンツ振興課を新設、文化コンテンツ産業を効率的に進めていくことにした。新たな増員なしに部内の人員調整を通じて新設した文化コンテンツ振興課には課長をトップに、11名の職員がコンテンツ産業の振興業務を担う計画。

劉震竜(ユ・ジンリョン)文化産業局長は「インターネット使用者が急増しているうえ、デジタル衛星放送が開始しIMT−2000が商用化されれば、高品質のコンテンツ需要が爆発的に増加する」とし、「韓国も良質の文化コンテンツを確保してこそ、知識経済強国へと発展できる」と述べた。

文化コンテンツ振興課では、文化コンテンツのデジタル化と専門技術者の養成、技術開発、流通構造の改善事業などを積極的に支援していく計画だ。

また文化観光部は7日、サイバー博物館の「国家文化遺産の総合情報システム」(www.heritage.go.kr)をオープンしたのに次ぎ、「サイバーハングル(韓国語)博物館」を構築することにした。

今年から2005年までの5年間、総額36億ウォンを投じて推進する「サイバーハングル博物館」は、「訓民正音」(フンミンチョンウム:1446年に作成されたハングルの解説書)の解例本、「竜飛御天歌」(ヨンビオチョンガ)などのハングルで綴られた古文書をデジタル・データベース化する。とくに、「サイバーハングル博物館」は訓民正音の原理と訓民正音が作られた歴史的な経緯を紹介し、ハングルの普及・変遷・受難史などを3次元グラフィックで処理する計画だ。

なお、昔のハングルと今のハングル、ロゴタイプ、活字の印刷版、族譜、碑石、点字など多様な資料のデジタル化を通じて、ハングルの多様な文字タイプの造形性とハングル生活文化史を一目で見れるようにする方針。「サイバーハングル博物館」は、過去の資料を整理して「未来館」を新設し、△南北間で異なる言語の克服案△ハングルの世界化案△海外韓国人のアイデンティティーの高揚に向けた歴史文化プログラムーーなども開発していく考えだ。

また文化観光部は、新年の重点推進業務として発表した文化コンテンツの開発専門会社「コリア@ミュージアム」も、上半期中に発足させる方針。約1000億ウォンの資本金で発足した「コリア@ミュージアム」は、初期段階には有無形の国家文化資産のデジタル化に力を入れ、成熟した段階に入れば映画やアニメーションなど映像文化コンテンツの開発に重点を移す計画。



金次洙 kimcs@donga.com