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「郷土文化電子大典」データーベースモデルを開発...韓国精神文化研究院

「郷土文化電子大典」データーベースモデルを開発...韓国精神文化研究院

Posted May. 16, 2001 11:57,   

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韓国精神文化研究院(精文研)が「韓国郷土文化電子大典」の編纂事業に向けたデータ-ベースモデルを最近開発した。「韓国郷土…」は、精文研が94年から手がけてきた現代版「東国与地勝覧」で、韓国各地方の文化資料をデータベース化し、インターネットを通じて百科辞典式のサービスを行う作業だ。

一旦、仁川(インチョン)、江華(カンファ)郡、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)、慶尚北道聞慶市(キョンサンブクト・ムンギョンシ)、全羅南道長城郡(チョルラナムド・チャンソングン)など4つの標本地域の文化項目をデータベース化し、現在精文研のホームページ(www.aks.ac.kr/hyangto )に掲載している。

今回製作が完了したデータベースモデルは、暮らしの場(自然と地理)、暮らしの内歴(地方の歴史)、暮らしの足跡(文化遺産)、暮らしの主体(名字と人物)、暮らしの枠組み(政治・経済)、暮らしの内容(宗教と文化)、暮らしと物語(口碑伝承と言語文学)など9の分野に分けて、詳しい情報と資料を載せている。

主題語検索、マルチメディア検索、分類別検索が可能で、音響資料と動画および写真資料も検索できる。精文研は、徐々に全国256の地域に対象範囲を拡大する予定だ。

「韓国郷土…」は、これまで中央文化に押し出され軽視されていた地方文化を重点的に盛り込んだたという点で関心を集めている。

精文院の韓国学情報センターのパク・ドンジュ電算情報チーム長は、「政治、社会など全ての分野に渡り地方化が進んでいる現時点で、郷土文化に対する研究を強化する必要性を感じている」と述べ、「モデル開発を筆頭に地方文化に対する長期的な研究と資料収集に力を入れる」とした。



skkim@donga.com