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アイスクリームの「華麗なる変身」

Posted May. 18, 2001 11:00,   

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△「混ぜてお召し上がり下さい」=コールドロックは、お客様の注文によって様々なアイスクリームとトッピング材料を冷凍大理石の上にのせて混ぜて作る、オーダーメイド型のアイスクリーム。名前も「冷たい石(cold rock)」だ。水を一滴も混入していない上に乳脂肪が約15%も含まれているので、味が濃くなめらかだ。

もともとはアメリカのブランド。しかし、商標使用及び技術移転費用を一括払いで支払い、事実上韓国のものとなった。お店はソウルの元暁(ウォンヒョ)店、崇實(スンシル)大学店など7店しかないが、今年中に100余りの店舗を構える計画。

元暁店のイ・ギョンミ社長は、「材料の組合わせによって数百の味を作り出せるので、飽きないのが強み」として、「オープンしてから1ヵ月余りしか経っていないけど、口コミでおなじみのお客さんも随分増えた」と言った。

△「食事代わりに」=昨年12月、ソウル明洞(ミョンドン)に1号店を出したスウェンスンは、「食事の代わりになるアイスクリーム」という点をマーケティングポイントにしている。量も多く、果物・シロップ・ピーナッツなどで栄養満点という訳だ。お店も、ファミリーレストランを兼ねている。

チョコレートと果物、果汁をトッピングしたサンデー(sundae)アイスクリームが代表的な商品。「バナナ・スプレット」、「セレブレティ・ブラウニー」、「バニラナッツ・アイスキャップ」、「ファイヤー・ハウス」など、種類も多い。

中でもファイヤー・ハウスは、視覚的効果を狙い、アイスクリームの上にオレンジ・エキスをかけ、火をつけて出す「燃えるアイスクリーム」。

△「その場で…」=新鮮な牛乳にイチゴ、リンゴ、キウイ、桃などの新鮮な果物をその場で砕いていれるホームメード・スタイルのアイスクリームも多く、「固定ファン」を確保している。イタリアから渡ってきたドロミティ、「韓国オリジナル」のアイスクリームのテルドグラスとシャーベルなどが代表的なブランド。120余りのショップを抱えているドロミティは、パイナップル、オレンジ、メロン、スイカなど新鮮な果物をその場でフードプロセッサーにかけて作るアイスクリーム。味が新鮮でなめらかなのが特徴。低脂肪、低糖、低カロリーをキャッチフレーズに、ダイエットに関心のある女性をターゲットにしている。

テルドグラスは、「味は勿論、健康までもアップグレード」という宣伝文句を掲げ、天然の果物以外にもヨモギ、緑茶、栗、朝鮮人参、サツマイモなどを材料に使った実験的なアイスクリームを作っている。焼き芋アイスクリームは、テルドグラスのアイスクリームの中で売上げが2位に上るくらい大変人気がある。



鄭景駿 news91@donga.com