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会いたかったよ、エックスゲーム

Posted May. 22, 2001 10:45,   

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21世紀の新しいスポーツエックスゲーム(X−Game:eXtreme Game)が韓国でも爆発的な人気を博している。

エックスゲームの代表種目はインラインスケート、スケートボード、バイシクル・スタント(BMX)、そして人工岸壁を登るスポーツクライミング。すでに韓国国内でも同好人が10万人を超えている。

こうした人気に支えられ19日から二日間、ソウル汝矣島(ヨイド)にある文化の広場で「2001全国エックスゲーム・スプリング大会」が開かれた。148人の参加者のうち、ライダーのようにオフロード・ヘルメットと保護装具を着用して目を引いたメン・グァンソク(28)さんは「エックスゲームの異端児」として知られている。

ティーンエージのスポーツに思われていたエックスゲームに、決して若くない年齢でゲームに参加したこと自体が新鮮だ。20日開かれたBMXアグレッシブパークの決勝2回戦。

決勝に進出した10人のうち、6番目にスタートしたメンさんが真ん中に立てられた構造物を利用して空中に浮いた。

空中で横に360度回転する高難易度の360度技術を試みたのである。しかし、メンさんは観衆のどよめきと同時に中心を失って床にひっくり返った。しかし、メンさんは再び立ち上がり、ジャンプして他の構造物に移る「トランスファー」の技に挑戦。しかし、残念ながらまた失敗。

結局メンさんは、規定時間の1分間に正確な技をひとつも披露できないまま競技場から退場しなければならなかった。1位はジャンプして宙返りをする「バックフリップ」を成功させたクォン・ドンギョン(25)さん。

3位内に入らなかったため、韓国代表チームからは遠ざかったが、メンさんは満面に笑みを浮かべていた。初の国内大会に2000人あまりの観衆が集まったというのが彼には幸運に思えた。中学2年の時にやっと手に入れたBMXに乗って以来、これまで独学で自転車の技に夢中だったメンさんはいわゆる国内派第1世代に当たる。

今大会は初の全国大会で、各種の国際大会に参加する韓国代表選抜戦を兼ねたからか、選手たちは競って高難度の技を披露した。

スケートボードに出場した10才のホン・セリン(佰錫=べッソク=小学校4年)ちゃん、BMXに参加した33才のアメリカ人のトド・ガーナーさんなど、エックスゲームは既に全世代にわたって急ピッチで広がっている。

試合が終わった後、メンさんは「BMXに乗って空中に浮いた時の気持ちはやってみない人には分りません」と笑顔で語った。



田昶 jeon@donga.com