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老いた細胞を蘇らせる

Posted May. 23, 2001 10:38,   

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老いた細胞が消滅せず、再び若い細胞のように活動させる方法が国内の研究チームによって初めて発見された。

ソウル大学医学部生化学学科の朴相哲(パク・サンチョル)教授チームは、BK(Brain Korea)21研究事業の一環として進めた老化防止研究結果が生命科学分野における世界的な学術誌である米国の「FASEB」ジャーナル5月号に掲載されたと、23日明らかにした。

朴教授は「細胞が老化すると成長や維持、保護などに必要な各種の物質を外から取り込む速度が落ちるが、『アンフィフィシン(amphiphsin)』蛋白質を誘発する遺伝子を注入すれば、若い細胞のように外部の物質を早く取り込むことが確認された」と述べた。

これにより、今後老化防止や老人関連病の治療に新たな転機が設けられるものと期待される。

研究チームの朴靜水(パク・ジョンス、29・女)研究員は、「老化細胞の反応が遅れる理由が気になって研究をはじめたが、老化細胞の中にアンフィフィシン蛋白質が著しく減るのを確認し、成果をあげることができた」と説明した。朴教授は「今回は実験室で細胞の老化原因を解明したもので、人体内でアンフィフィシンが老化と関連した病気を起こす過程を研究し、老化が進むにつれ人体の臓器が正常に機能しなくなるために生じる病気に対する研究も本格的に進めたい」と話した。



likeday@donga.com