視覚障害者向けのコールタクシーが登場する。
韓国視覚障害者連合会は、個人タクシーの一般呼び出しナンバー(02−555−8787)とは別途の視覚障害者専用の電話番号(02—666—5236)を新設し、視覚障害者から呼び出しがある場合、優先的に応じる「ハッピーコール」タクシーを今月末から運営することにした。
ハッピーコールには現在、320人以上の個人タクシードライバーが加入していて、呼び出しを受け付ける職員も障害者が担当している。連合会は、年末までにタクシードライバーの加入者数を1000人まで増やす計画だ。収益の一部は視覚障害者福祉基金としてあてられる。
連合会の関係者は、「一般のタクシードライバーは、視覚障害者の客を嫌がったり応対も下手だ。ハッピーコールタクシーのドライバーは、障害者歩行案内などの特別教育を受けており、視覚障害者が安全に利用できる」と語った。
連合会は、29日、ソウル広津区(クァンジング)の建国(コングク)大学で創立20周年行事及び「車奉仕隊・ハッピーコール」の発足記念行事を行う。
朴潤迵 yc97@donga.com