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民主党指導部が正面衝突

Posted May. 29, 2001 17:35,   

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与党民主党の鄭均桓(チョン・ギュンファン)総裁特補団長が29日、若手議員らが主導する、いわゆる「整風」波紋の中心人物として浮上した鄭東泳(チョン・ドンヨン)最高委員を公開的に非難して出たことで、民主党の内紛は指導部が感情的に対立する事態に発展した。

また同日、中国訪問から帰国した金重権(キム・ジュングォン)代表が「(事態収拾のための)構想をもっている」として直ちに党4役会議を主宰するなど事態の収束に取り掛かり、民主党の内紛事態は重大な局面を迎えた様相だ。

鄭団長は記者懇談会の席で、鄭最高委員が昨日「大統領との面談が確定された事実はない」と述べたことに対して、「政治家は正直で、信義がなければならない。苦境を脱するために事実をごまかして嘘をつく姿を見て絶望を感じた」と非難した。鄭団長は、「自分の政治的な立地を守るために真っ赤な嘘をつく行為こそ改革の対象だ」と語った。

鄭団長は、「鄭最高委員が大統領と若手議員たちとの面談を要請してきた。私が大統領と電話で話した結果、大統領も『鄭団長の意見に従う』と述べたので鄭最高委員などに一々電話を入れた」の言い、「それなのに鄭最高委員が嘘をつくところを見て、『信じられない人』だと思った」と述べた。

一方、鄭最高委員は「鄭団長から電話を受けたのは事実だが、面談が確定されたかを聞いたら(鄭団長が)はっきり答えられなかった」と言い、「解釈は自由だが、まだスケジュールが決まってないので、確定されたものではなかった」と反駁した。鄭最高委員はまた、「青瓦台(チョンワデ、大統領府)の韓光玉(ハン・グァンオク)秘書室長や南宮鎭(ナムグン・ジン)政務首席とも電話で話したが、(大統領との)面談の話はなかった」と語った。

大統領府高官は、これと関連し「鄭団長の発言は、それが事実か嘘かとは別に金大統領の考えとは関係ない」と言い、「そのような発言は事態の収拾に全く役立たない」と述べた。

一方、金代表は29日に帰国した直後、「若手議員たちの衷情を理解している。彼らも党のためだと思って取った行動であるだけに、虚心担懐に論議して結果を見出したい」と述べた。



尹永燦 yyc11@donga.com