Go to contents

下半期、雇用回復の兆し

Posted May. 29, 2001 10:24,   

下半期の就職戦線に多少の余裕が見られるようになった。景気停滞が長引くものと予想し、上半期に新入社員の採用を手控えていた企業各社が、相次いで雇用計画をまとめている。

就職情報提供会社のインクルート社は、29日、上位30位のグループに属している主な企業や外資系企業360社を対象に調査を行ない、対象企業の69.1%にのぼる249社が、総勢2万1千名におよぶ雇用計画をたてていると伝えた。

グループ共同採用がなくなったかわりに、系列別の随時募集が大きな位置を占めたのが、今年の採用枠の特徴。従って、普段から情報通信教育などを通して資格を取っておき、機会がある度に就職に望むのがよいというのが専門家の指摘である。

▲電子系列各社と流通業が主導〓三星(サムスン)電子、LG電子、大宇(デウ)電子(240名)など、電器電子、情報通信(IT)分野が、雇用市場の大きなシェアを占めるとの展望。総勢約7200名に及ぶ。

さらに、ディスカウントストアーやホームショッピング業界を中心にした流通業界からも4400名余りの雇用計画が出ているなど、前途は明るい。新世界(シンセゲ)は公開採用300名、経歴職600名を、現代(ヒョンデ)百貨店は300名を随時に募集する。ウォールマートは営業職300名、ミリオレは管理職300名と警備員600名などを採用する予定。

反面、構造調整の真っ只中にある金融、建設業界と、正社員より契約社員が多いホテル業界への進出は難しそうだ。

金融圏は、優良銀行を中心に、小規模採用を行なう予定。農協は50名、新韓(シンハン)銀行は約100名、産業銀行は30名、輸出入銀行は15名。大邱(テグ)銀行は6月中に40名、釜山(プサン)銀行は契約社員80名を含めた120名を採用する計画だ。

証券各社の場合、下半期の状況により明暗が分かれるところ。現在としては、大規模な採用は無い模様。現代(ヒョンデ)投資信託、LG投資証券は、各50名、東洋証券は57名、トンウォン証券は70名、残りは少数採用となるものと見られる。

保険業界は、随時募集が多く、昨年最大の好況を博したカード業界としては、LGキャピタル100名、BCカード20名などの採用がある。東洋三星カードは新規人員募集計画はあるものの、時期や数は未定。

▲10—11月を狙え〓調査対象249社の33.3%の82社が、10—11月に新入社員を募集する計画。また随時採用企業なども、この時期に雇用枠を大幅に増やすものと見られている。

インクルート社のイ・グァンソク社長は、「例年と違い、グループレベルの公開採用がほとんどなくなったが、それでも、採用時期は10—11月に集中するだろう」とし、「この時期を狙い、就職に備えるのもよいが、企業が公開採用・随時採用を並行しているため、随時採用に備える姿勢も重要だ」と語った。



artemes@donga.com