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朴賛浩、6勝挑戦は手強い相手

Posted May. 30, 2001 10:31,   

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朴賛浩(パク・チャンホ、28、LAドジャース)が今シーズンもっとも苦しい勝負を迎える。

31日午前11時10分(韓国時間)米ロサンゼルスのドジャーススタジアムで開かれる対コロラド・ロキス戦。コロラドはナショナリーグ西部地区の最下位のチームだが、予想先発打者9人のうち7人が3割台の打率を見せている。

さらに、相手チームの先発は今シーズン7勝1敗、平均自責2.65を記録している左腕のマイク・ハムトン(29)。朴選手にとっては大リーグ1年先輩でもあるハムトンは、昨年冬自由契約選手(FA)となり、コロラドと8年間で1億2000万ドル(約1560億ウォン)の多年間契約を結んだ中堅投手。今シーズン、朴選手が対決する最高の大物の投手だ。

朴選手より1年早い93年に大リーグにデビューしたハムトンは、99年ヒュストン・アストロスで22勝4敗の成績をあげた後、昨年ニューヨーク・メッツに移籍したが、 今シーズンからはデンバーで新しく選手活動を始めた。

標高1600mの高地に位置しているデンバーのクアスフィールドは「投手の墓場」といわれるほど、投手が苦労するところだが、ハムトンはナショナリーグ多勝2位、平均自責3位を占めているほど、絶頂のコンディションを示している。右打ち打者の外角に落ちる持ち前のチェンジアップと、多様な変化球と完璧に近い制球力がトレードマークだ。

朴選手は今シーズ11試合で5勝4敗、平均自責2.95で、94年の入団以来もっともよい成績をあげているが、ハムトンに比べれば、劣っているのが事実。

しかし、 朴選手は今年上げた5勝は全てホーム球場ドジャーススタジアムで築き上げたもの。ホーム試合の平均自責は1.99であるため、決してひけをとらないとの見方が多い。ラリ・ワーカーとトド・ヘルトン、ジェプ・シリロにつながる中心打線が猛打を振るっている、朴選手は通産戦績でこの3人の打者には2割台の被安打率を記録しているのも強みだ。

結論はエリック・カロスのいないドジャースの打線がハムトンを相手に何点を獲得できるかがカギとなる。



zangpabo@donga.com