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人事検証責任者を問責へ

Posted May. 31, 2001 09:28,   

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大統領府青瓦台(チョンワデ)をはじめ与党は31日、与党民主党のワークショップで提起された与党と大統領府の刷新問題に関する意見に基づき、党内の「整風運動」波紋の収拾に向けて長短期の対策作りに乗り出した。

民主党の金権重(キム・ジュングォン)代表は1日、党総裁の金大中(キム・デジュン)大統領に議員ワークショップで提起された意見と対策などを報告する予定だが、早ければ週末ごろ収拾策の一部が打ち出されるものとされている。

与党のある幹部は、「一部の初当選・再選議員らの衷情は衷情として受け入れるべきだ」と述べ、「一旦、人事刷新のレベルから党と青瓦台で政治的任命職を務めている人々が道義的な責任を取って大統領に辞表を出す方策が積極的に議論されていると聞いている」と伝えた。

同高官はとりわけ、「安東洙前法務長官の人事波紋が今回の事態の直接的な引き金になっただけに、人事検証責任者に対する問責は避けられないという雰囲気が支配的」だと述べた。

また、「金重権代表も今回の事態に対する責任を痛感している」としたうえで、「しかし、今の状況で党の代表や青瓦台の秘書室長などを入れ替えるのは、事態の解決に役立たないというのが基本的な認識」だと加えた。

与党の別の幹部は、収拾策と関連して△大統領府に対する党優位の認定△政府府与党間議ルートの制度化△「非公式ライン」の人事介入を根絶するための人材プールの構成と活用策——などが取り上げられていると伝えた。

これに先立ち民主党は31日午後、ソウル瑞草区良才洞(ソチョグ・ヤンジェドン)にある教育文化会館で議員ワークショップを開き、党内一部の若手議員らが要求した党と大統領府の刷新策をめぐり討論を繰り広げた。

丁世均(チョン・セギュン)企画調整室長の経過報告の後、若手議員を代表して発言に出た辛基南(シン・ギナム)議員は民心離反の深刻性を強調し、党と政府、青瓦台の「国政遂行と改革意志」に不信を示し、与党首脳部の刷新の必要性を繰り返し提起した。しかし、重鎮級議員の代表として発言に出た張誠源(チャン・ソンウォン)議員は「愛党心の対外的な表出が、『声明派議員』数人の記者会見という形で示されるのは正しい方式ではない」と指摘し、「今回のワークショップを通じて合意が得られれば、最終的な解決策は大統領に一任して、呼吸を整えるべき時」だと主張した。

一方、民主党の重鎮、李允洙(イ・ユンス)議員はこれに先立ち、個人名義の声明を出し、△金代表の辞退△党員らによる党代表の直接選出△党と政府・大統領府の人事システムの改革△数人の中核的な「非公式ライン」によって独断的に行われる天下り式の人事介入の抜本的な根絶を求めた。



尹承模 ysmo@donga.com