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金美賢3位、順調な出だし

Posted June. 01, 2001 18:36,   

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「コースの特性からみて、今大会のダークホースは、フェアウェイでのウッドが強い金美賢(キム・ミヒョン)だ」。

2001全米女子オープン選手権大会(賞金総額290万ドル)TV中継で、コースの解説を担当した米国LPGAメンバーのジェーン・クラフター(オーストラリア)は、大会の開幕直前に行われたインタビューでこのように話した。パー70、6256ヤードもあるコースの全長を念頭に置いた発言なのだ。

果して彼女の予想は当たるだろうか。

1日、ノースカロライナ州サザンパインズのパインニードルズGCで行われた、第56回全米女子オープンの第1ラウンド。

金美賢(24・KTF)は、150人のエントリーのうち3位タイ(2アンダー68打でリーダーボード(Leader board)の上位に名を連ねた。

ところが前半は、なかなか思うようにゲームが運ばなかった。1、2番ホールで連続してバーディーパットを逃がし、その後9番ホールまでじりじりと「パー」が続いた。

10番ホール(パー5)で、サードショットをホールまであと1mの位置に付け、最初のバーディーを奪ってほっと一息ついてからは、12番ホールまで破竹の3連続バーディーを記録して勢いに乗った。

15番ホール(パー4)、足に痺れがきたため3オン・2パットで唯一のボギーを記録したものの、今大会で勝敗のカギを握る17番ホールを無事パーセーブで止め、自信を持って第2ラウンドに臨むことができた。

17番ホールは、女子の選手にとっては多少気に掛かるパー4のホールで、何と429ヤード。パインニードルズGCに2つあるパー5ホールの1番と10番ホールが、それぞれ481ヤードと451ヤードであることを踏まえれば「バーディーのようなパー」を奪ったことになる。

金は、試合直後の公式インタビューで「難しいホールでは無理をしないコースマネジメントが効を奏した。全米オープンで優勝するまで結婚はお預けにすると母と約束した」と述べ、優勝に向けた強い意志を露にした。

一方、スタートした10番ホール(パー5)をバーディーで飾った朴(パク)セリは、12番ホール(パー4)で2つ目のバーディーを奪って、序盤は首位タイを維持していたが、「問題の17番ホール」で惜しくもボギーを記録して1打を減らしてしまい、6位タイ(1アンダー・69打)で第1ラウンドを終えた。

朴は「今日のプレーとスコアーともに満足している」と述べ、「残る3日間も、今のペースさえ維持できれば何とかなりそう」と、自信を覗かせた。

アニカ・ソレンスタムは、同じ組でライバル対決を繰広げた朴セリの勢いに押されて、14番ホール(パー4)でセカンドショットをシャンク(shank)してしまいダブルボギーを記録、昨年チャンピオンのカリー・ウェブ(オーストラリア)、在米韓国人のパール・シンなど13人とともに10位タイ(70打)にランクされた。



安永植 ysahn@dong.com