タクシー初乗り料金、８月から３００ウォン値上げ．．．ソウル市

８月２０日ごろ、ソウル市内の一般タクシーの初乗り料金が３００ウォンほど引き上げられる。

ソウル市は、平均２８％ほどのタクシー料金値上げ案を市議会の意見聴取および物価対策委員会の審議を経て８月２０日ころから施行する予定だと、１日明らかにした。ソウル市によると、一般タクシーの走行距離と時間をもとに計算する料金体系が、それぞれ現行の走行距離２１０ｍ当たり１００ウォンから１６１ｍ当たり１００ウォン、５７秒当たり１００ウォンから３９秒当たり１００ウォンずつ値上がりする。

ソウル市は、最小運送原価欠損保全率の２５．２８％とタクシードライバー賃金値上げ分（５％以上）を考慮して値上げ案を確定したと明らかにした。

また、初乗り料金３０００ウォンの模範タクシーの料金も、１０００ウォンあまりの値上げを検討しており、４０００ウォン線で値上げ幅が調整される見通し。

ソウル市は初乗り料金の調整前に、ソウル市内の７万台以上の全てのタクシーに外国語同時通訳システムとレシート発給機の設置を義務づける一方、５０００台規模のコールサービスを実施するブランドタクシー会社３社も運営する方針だ。

鄭然旭 jyw11@donga.com