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2003年から「医学専門大学院」の4年過程を導入

2003年から「医学専門大学院」の4年過程を導入

Posted June. 05, 2001 19:56,   

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2003学年度から4年過程の「医学・歯医学専門大学院」(以下、専門大学院)が大学ごとに新設され、大学で(歯)医学科を履修してない人も医師になれるなど、医学教育制度が大きく変わる見通しだ。

この制度が導入されると、4年制大学を2年以上通い90単位以上を履修した人が、「医学・歯医学教育入門試験(MEET)」に合格すれば、この専門大学院へ入学し医師になれる。現在の高校卒業者が(歯)医学科に入り医師になる方式もそのまま維持される。

医学専門大学院推進委員会(許甲範=ホ・カッポン=委員長、延世大医学部教授)は5日、ソウル大の歯科病院講堂において公聴会を開き、こうした内容の「医学・歯医学専門大学院の基本モデル」を発表した。

この案によると、国内41の医科大学と11の歯科大学が大学の事情により、2003学年度から2006学年度まで専門大学院を段階的に開設することができる。

ソウル大、高麗(コリョ)大、延世〈ヨンセ〉大、漢陽(ハンヤン)大、慶熙(キョンヒ)大、梨花(イファ)女子大など、7つの大学は2003学年度から専門大学院を開設し、2005学年度から新入生を受け入れる方向で進めている。

大学は、既存の(歯)医学科または本科過程を廃止するか、それとも維持しながら専門大学院を運営できる。延世大などの4大学は医学科を廃止する方針だという。

専門大学院はMEETの成績の他に、学部の平均点数や必修科目の履修など、各自の選抜基準によって自律的に新入生を選び取る。他の大学出身者の選抜も各大学が自主判断で決められる。

専門大学院の在学生は、医師としての資質をテストするための第一段階の臨床教育入門試験、第ニ段階の臨床教育総合評価試験に受からねばならない。

この過程を終えると、医学修士(MD)や歯医学修士(DMD)の学位をとり、医者免許試験を受けられる資格が与えられる。

専門大学院の卒業生は、専攻のインターン過程を経て臨床専門の専攻医になるか、学術学士過程を踏んで医学博士(Ph.D)の学位をとるかの二つの過程の一つだけを選べるようにした。

教育人的資源部は、「推進委が今月の末に最終報告書を提出すれば、関連省庁と意見を調整して法令改定作業を進め、今年末に専門大学院の導入計画を最終確定する方針」だと述べた。



李寅𨩱 inchul@donga.com