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農家、世帯当たり負債が2000万ウォン超えた

農家、世帯当たり負債が2000万ウォン超えた

Posted June. 07, 2001 18:28,   

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農家の世帯当たりの平均負債が初めて2000万ウォンを超えた。

統計庁は7日、全国3140世帯の農家を対象に実施した「2000年農家経済調査」結果、昨年末の農家一世帯当たりの平均負債は2020万7000ウォンで、99年末の1853万5000ウォンに比べ、9.0%増えたと発表した。

農家の負債が増えたのは、営農と家計向け借り入れが増えたうえ、政府による農家の負債の返済延期措置が重なったことによるものと分析される。特に、生活費や教育費などに使われた家計向けの借り入れは前年(318万2000ウォン)より22.0%増加した388万2000ウォンとなった。

一方、コメと畜産物の価格の上昇で農家の平均所得は年間2307万2000ウォンとなり、前年(2232万3000ウォン)比3.4%増加した。

農業だけで稼いだ農業所得は3.1%(33万1000ウォン)、農業以外の事業で稼いだ農外所得は5.7%(39万8000ウォン)増えた。

しかし、農家所得から租税と負担金、家計支出などを差し引いた農家の純剰余金は436万1000ウォンとなり、前年より5.1%減少したことが明らかになった。

世帯当たりの家計支出は1800万3000ウォンで、前年(1712万3000ウォン)に比べ、5.1%増加し、所得の伸び率を上回った。住居費(18.6%)、交通通信費(12.9%)、教育費(10.9%)、保健医療費(9.6%)などが支出の増加を主導した。

一方、財政経済部は今年1月、農漁村の負債総額17兆5500億ウォンに対して返済期限を先延ばし、低利の「農漁民負債軽減に関する特別措置法」を発効して以来先月末までに、対象の94%にのぼる16兆4742億ウォンの申込が受け付けられ、このうち12兆7006億ウォンを支援したと明らかにした。



朴重鍱 sanjuck@donga.com