京畿道城南市板橋洞(キョンキド・ソンナムシ・パンギョドン)一帯の280万坪に、2006年6月から人口5万9000人の「田園型新都市」が造成される。新都市には、住宅1万9000世帯の家屋とともにベンチャー企業団地が設けられる。
また、交通難を解消するために9800億ウォンを投入し、ソウル市良才洞(ヤンジェドン)から板橋を経て盆唐(ブンダン)を直接結ぶ地下鉄「新盆唐線」も新設される予定だ。
建設交通部(建交部)は13日、「与党・民主党と協議を行い、こうした内容を盛り込んだ板橋新都市開発基本案を設けた」とし、「今月末に開かれる党政会議で確定する予定だ」と明らかにした。
建交部は、板橋を京釜(キョンブ)高速道路を中心に西側の150万坪には一戸建てや連立住宅、5階建てのマンションを、東側の130万坪にはベンチャー団地、10階建て以上のマンション、商業業務施設などをそれぞれ配置することにした。
100万坪規模で開発される宅地地区には、一戸建て住宅3600世帯(40万坪)、連立住宅2300世帯(18万坪)、アパート1万3800世帯(42万坪)をそれぞれ建設する予定だ。住宅地は盆唐(人口密度1ヘクタール当たり198人)や果川(クァチョン、274人)より快適になるよう、人口密度を1ヘクタール当たり64人水準に減らすことにした。
ベンチャー団地は1000社の企業と10ヵ所の研究所、企業支援センターなどを誘致して、10万坪規模で建設する計画だ。建交部の関係者は、「こうした基本方案は、京畿道や城南市など関連自治体と協議し、住民の意見を取り入れる過程で部分的に調整されることもあり得る」と明らかにした。
黃在成 jsonhng@donga.com