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ゼネスト、鎮静化の動き著しく

Posted June. 14, 2001 11:07,   

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全国民主労働組合総連盟(民主労総)が大掛かりなストライキに突入して3日目の14日、アシアナ航空と一部の病院、中小企業だけがストに加わっており、大韓航空労使の妥結以降収拾の動きが著しくなってきた。

しかし、違法なストを主導した労組指導部への司法措置など、今回のストの余震は相当期間続くものと見られる。

▲スト現況〓労働部は14日、スト参加者は31の事業場の1万192人(民主労総集計、64の事業場の3万346人)で、13日より6300人が減ったと明らかにした。

同日、大韓航空と梨花(イファ)女子大病院、国民健康保険公団などは交渉が妥結し正常な業務が行われた。大韓航空の航空便は同日午後からほぼ正常運航している。

同日午後4時現在ソウル大、忠北(チュンブク)大、全北(チョンブク)大、全南(チョンナム)大病院の4の病院でストが続いている。慶尚(キョンサン)大は同日ストに突入していたが、午後に交渉が妥結した。

アシアナ航空は14日午後3時から労使交渉を再開した。大韓航空の交渉が妥結されたことを受けてアシアナ航空の交渉にも拍車がかかるものと見られる。

▲民主労総と政府の立場〓民主労総は同日、記者会見し「大韓航空のストが警察力の投入なしで妥結されたことを歓迎し、他の事業場も早期に妥結されるよう力を注ぎたい」との立場を明らかにした。

民主労組は、△警察が労組指導部を弾圧時は全ての傘下組織でストに突入する△14日から地域本部別の徹夜の座り込みに入る△16日にソウル大学路(デハクロ)を含む全国10カ所での民衆大会を開催する——など、今後の闘争計画を明らかにした。

検察は14日、ソウル大病院のチェ・ソンイム労組委員長など病院の指導部3人に対し、不法なストを主導した容疑で逮捕令状を請求した。

検察はまた、大韓航空操縦士組合の指導部に対する逮捕令状が発給されている状況であることから、今後不法ストを行った指導部に対する司法処理問題が争点になるものと見られる。



jinhup@donga.com