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製造業メーカーの38%、利息も支払えなかった 1・4半期企業経営

製造業メーカーの38%、利息も支払えなかった 1・4半期企業経営

Posted June. 18, 2001 09:59,   

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営業利益で金融費用さえ賄えきれない製造業メーカーが全体の38.2%にのぼり、これら企業の処理問題が今後の構造調整においてカギとなりそうだ。

韓国銀行は、上場企業、証券業協会の登録法人、金融監督委員会の登録法人など1033社の製造業メーカーを対象に行った「第1・4半期の企業経営分析結果」を18日発表した。

調査結果、製造業のインタレスト・カバレッジ・レシオ(営業利益/支払利息)は、第1・4半期は186.8%と前年同期(176.5%)より10.3%上昇した。しかし、インタレスト・カバレッジ・レシオが100%未満のメーカーの割合は、全体の38.2%におよび、前年同期(30.3%)に比べてむしろ7.9%ポイント上昇し、営業損失を記録した企業も21.1%にのぼり、前年同期(14.2%)より大幅に増えた。

製造業メーカーの売上高の経常利益率は3.3%と、前年同期比(6.7%)3.4%ポイント下落し、収益性も大幅に悪化したことがわかった。

韓国銀行は、人件費の上昇など売上高の営業利益率が0.9%ポイント下落したうえに、為替差損および有価証券の評価損失の発生で、売上高に対する営業外収支が2.5%ポイント下落したのが収益性悪化の要因だと説明した。

3月末現在、製造業の負債の割合は208.9%と、昨年末(206.4%)より2.5%ポイント上昇した。株式市場の停滞にともなう株式発行の不振と一部企業の大規模な減資および収益性の悪化などで、自己資本は小幅上昇にとどまった反面、借入金は急増したためだ。

第1・4半期の売上高増加率は、前年同期対比4%にとどまり、昨年韓国の全体製造業の売上高増加率(15.2%)を大幅に下回った。



李憲鎭 mungchii@donga.com