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金国防長官、「北朝鮮の通常戦力交渉は韓国主導で」 韓米国防会談

金国防長官、「北朝鮮の通常戦力交渉は韓国主導で」 韓米国防会談

Posted June. 21, 2001 20:33,   

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米国を公式訪問中の金東信(キム・ドンシン)国防部長官は21日午後(韓国時間22日未明)、米国防総省でラムズフェルド国防長官と会談し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の軍事脅威など北朝鮮関連の懸案問題について集中論議した。

両長官は、会談で△北朝鮮の軍事脅威に対する評価と韓米連合防衛体制の維持△韓米両国の対北朝鮮政策をめぐる共助△米国のミサイル防衛(MD)体制△米国防政策の見直し(Defense Review)△北東アジア地域における安保協力——など5つの議題をついて意見を交わした。

金長官は、「韓米両国が確固とした連合防衛体制を基に、核とミサイル、通常戦力など対北朝鮮懸案に賢明に取り組む必要がある」とし、過去の核問題は国際原子力機関(IAEA)で、ミサイル問題は米国が、通常戦力は韓国が担当する「役割分担」を強調したものと伝えられた。

これに先立って、金長官は20日、アーミテージ国務副長官に会い、韓米間の対北朝鮮政策の協調体制強化のあり方について意見を交換した。

国防部の関係者によると、アーミテージ副長官は「韓国の対北朝鮮政策は正しい方向に進んでいる」とし、「先日ハワイで開かれた韓米日対北朝鮮政策調整グループ(TCOG)会議での韓国側の説明が、米国の対北朝鮮政策樹立に大きく反映された」と述べたという。



李哲熙 klimt@donga.com