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キム・ギョンハ、「女子卓球の大黒柱」

Posted June. 25, 2001 20:44,   

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キム・ギョンハ(19・大韓航空)が韓国女子卓球の次世代スターとして浮上している。

キム・ギョンハは23日、堤川(ゼチョン)室内体育館で開かれた第47回全国男女種別卓球選手権大会の女子一般部シングルスで、チョン・ソンヨン(現代デパート)を2−0で破って優勝した。今大会は、スター選手のユ・ジヘ(三星生命)とキム・ムギョ(大韓航空)が個人的な事情で参加しなかったものの、イ・ウンシル(三星生命)、ソク・ウンミ(現代デパート)など、現役の国家代表選手がこぞって参加し、キムの優勝は大きな意味を持っている。

キムが成人部の舞台でトップに上り詰めるまでには父、キム・グァンジン(46)さんの後押しが大きかった。グァンジンさんは、昨年シドニーパラリンピックの卓球団体戦で金メダルを獲得した主人公。88年ソウル・パラリンピックで金メダルを手に入れたこともある。

不自由な体を克服し「障害者卓球選手」として世界トップとなったグァンジンんは、自分が卓球に注ぎ込んだ情熱を子どもたちに受け継がせた。息子のボングン(20、仁荷大学)と娘のギョンハがともに卓球選手として立派に成長したのである。

釜山(プサン)のトングァン小学校3年の時に卓球を始めたキム・ギョンハは、生まれつきの資質で小さい頃から注目を集めた。ソウルに来てからは「卓球名門」の明智(ミョンジ)女子中・高校を経てあらゆる全国大会を制覇する成果を示した。

大韓航空卓球団コーチのカン・ヒチャンさんは、「キムの勝負根性は父から受け継いだようだ」とし、「体力さえ補完すれば有望選手に成長すると見込まれる」と述べた。左手のペンホルダースタイルのキムは、来月アメリカオープンに出場する予定だ。



朱性元 swon@donga.com