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マケドニア、大統領退陣要求高まる

Posted June. 26, 2001 20:50,   

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アルバニア系ゲリラと休戦に反対しているマケドニアの群衆が25日午後、議事堂に進入し、ボリス・トライコフスキ大統領の退陣を求める騒ぎが起きた。議事堂にいたトライコフスキ大統領は、議員と一緒に急いで避難し無事だった。

26日午前首都スコビエは、一旦静かになったが、いつ再び騒ぎが再発するか分からない不安な状況が続いている。

25日、議事堂前の道路で集会を行った5000人のうち一部デモ隊は、大統領官邸を兼ねている議事堂に乱入し家具などを窓の外に投げたりした。ゲリラとの休戦に不満を抱いた一部の軍人と警官も加勢し、空に向けて自動小銃を連射し気勢を上げた。

この過程で、取材していた英国BBC放送局の記者2名など、マスコミ関係者がけがをした。デモ隊は、緊急投入された警備隊によって鎮圧されたが、相当数は議事堂の前で警察とにらみ合ったままだった。

24日、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の仲裁で政府軍とアルバニア系ゲリラの休戦協定が調印されたことに対する不満を抱いたデモ隊は、トライコフスキ大統領を「反逆者」だと非難していると、外信は伝えた。群衆は、「トライコフスキ、辞任せよ」「NATOの裏切り者」などと叫んだ。

群衆は、特に休戦合意により政府軍と激烈な戦闘を繰広げていたゲリラが25日、NATO軍に護衛されながらスコビエ外郭の主要戦略拠点から撤退しているのを見て激憤した。マケドニア系スラブ族のトライコフスキ大統領は、一時外部の仲裁を拒否したが、EUが財政的支援を中断すると言い圧力をかけ、24日休戦案を受け入れた。

日が暮れた後にも群衆の騒ぎが続き、一部はろうそくを点けてゲリラとの紛争で犠牲になった保安軍兵士の冥福を祈ったりもした。

アルバニア系ゲリラが主な拠点から撤退しているにもかかわらず、アルバニア系第2都市の北西部のテトボ近郊で政府軍とゲリラの間で激しい戦闘が続いていた。コソボ平和維持軍として派遣されたNATO軍の一部の兵力とEU関係者は25日、マケドニアの首都スコビエの外郭地域にいた数百人のアルバニア系ゲリラが撤退するのを監視した。



申¥致泳 higgledy@donga.com