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公職者腐敗防止案、来年1月に新設

Posted June. 28, 2001 20:43,   

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国会は28日本会議を開き、与党・民主党の腐敗防止法案を票決で通過させた。

国会は同日の本会議に上程された3つの腐敗防止法案のうち、与党民主党が代案として提出した法案を賛成135、反対126、棄権7で通過させ、民主党の千正培(チョン・ジョンベ)議員をはじめ議員32人が独自発議した法案と野党ハンナラ党の法案はそれぞれ否決された。

同日国会本会議を通過した腐敗防止法は、公職者および公職機関の汚職行為を規制するため、大統領直属の「腐敗防止委員会」を新設し、汚職行為と関連した申告の受け付けおよび制度改善、実体調査などの業務を専従させる、というのが主な内容。腐敗防止委は来年1月に設けられる予定だ。

同法はまた、組織内部の汚職行為に対する内部告発を活性化させるため、通報者の身元保護条項を設ける一方、通報者に対する不利益な措置を禁止した。

しかし、ハンナラ党が要求していた特別検事制度の導入は受け入れられなかった。

一方、国会は本会議の法案処理の途中、多くのハンナラ党議員が中央党の後援会出席を理由に席をたったため、議決定足数に満たず、薬事法改正案と医療法改正案など4つの法案は処理できなかった。

李萬燮(イ・マンソプ)国会議長はまた、ハンナラ党が提出した林東源(イム・ドンウォン)統一部長官と金東信(キム・ドンシン)国防長官に対する解任建議案を本会議に報告した。

李議長が解任建議案を報告したことで、国会は30日本会議を開いて同案件を票決する予定だが、与野党間の話し合い次第で表決が一日繰り上げられる可能性もある。



金昌赫 chang@donga.com