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パンテク、携帯電話7億ドルで輸出

Posted June. 28, 2001 09:53,   

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携帯電話端末機中堅メーカーであるパンテク(PANTECK)社が、国内の携帯電話輸出史上最大規模の7億ドル(約9100億ウォン)で輸出契約を結んだ。同社は28日、米国モトローラ社と来年から1年間7億ドル規模の携帯電話端末機を供給することで契約を締結したと発表した。

これは、国内の携帯電話端末機輸出史上、単一モデル、単一契約の件では最大規模。同社のパク・チョンデ社長とモトローラ社のピート・ビオル副社長はこの日、米国のシカゴにあるモトローラ本社でこのような内容の輸出契約書を交換した。モトローラ社は、パンテク社が独自のデザインで開発する端末機を全世界に供給する計画だ。輸出台数は500万台前後になるものと見られる。

これを受けて、パンテク社は来年初めまでに製品開発を終え、直ちに米国などの世界市場を同時に狙った製品を供給する予定だ。

パンテク社が新生産・流通システム(ODM)方式で供給するモデルは、符号分割多元接続(CDMA)方式の「cdma2000—1x」端末機で、アナログ(AMPS)とデジタル、個人携帯通信(PCS)サービスまで支援する最先端トライモード型。

パンテク社の朴炳鎏(パク・ピョンヨプ)副会長は、「7億ドルの契約量全てを単一モデルで生産・供給することで莫大な付随效果が期待できる」とし、「今回の契約を機に、世界的な端末機製造メーカーへ跳躍できるようになった」と述べた。ノキアとモトローラを除く国内外メーカーの単一モデル生産量は、大部分50万〜60万台水準だった。業界では生産量が数百万台に上る場合、大量生産によるコストダウン效果が大きいものと見込んでいる。

パンテク社はまた、提携関係にあるモトローラ社と来年度の契約を予め結ぶことで、体系的かつ安定的な研究開発を通じて製品の競争力を高めることができると付け加えた。朴副会長は、「世界市場を攻略するためには、普及型モデルを大量生産する戦略が必要だ」と述べ、「このような戦略で国内販売はもちろん、北米、中南米、中国など世界市場の攻略を本格化していく」と語った。

今年6500億ウォンの売上げに、純利益300億ウォンを目標としているパンテク社は、来年度は1兆ウォン台の売上が見込めるようになった。



freewill@donga.com